思うことがあって冬を通り越し、春のweb展覧会になってしまいました
最近時々山へ行きます
実家の手つかずの雑木林へです
冒頭の「思うこと・・」とは、その山へ初めて入った時のこと
空気が張り詰めたそこは、あるもの全ての色や形が息を呑むほどに美しくて
ガツンと一撃、打ちのめされてしまったのでした
何十年、何百年経っているのか知るよしもない大きな蔓のうねり、
雑木のグラデーション色、
木肌は複雑モダンな模様で
葉っぱの虫喰い穴は実にユニーク、
小さな苔の並列は規則正しいし…
土も石も水も空も本物なのです・・・
図案化とは言うものの
私がこれまでに描いた花や木、空の色は「まやかし」であって、ニセモノにすぎないー
抗えない自然の造形美こそが魅力的で説得力のある図案になると
今更ながら心が動かされてしまったのです
それを知ってからは自分がコロボックルのように小さく思えて
ふつふつとした感情抱えたままじっと冬を過ごし、気が付けば3月・・・
でもその時間がこれまでの制作プロセスを素直に反省へと導いてくれた気がします
これまでの作品の中から「まやかしの色と形」を探してみましょう
https://310nuno.com/gallery/
2026年2月27日